なんとか できていません
薄暗い犬房棟の奥でうつむいていた一頭の犬。
本当に同じ犬なのか?
と疑いたくなるような最高の笑顔で
センター脱出のドライブ
あぁ、よかったぁ
心の底からホッとした気持ちと、自然と涙がこみ上げてくる
でも、いつまでも安ど感に浸ってはいられない。
あの犬が居た薄暗い犬房棟の奥、
また違う犬が収容される。
「管理センターに連れて行ったらなんとかしてもらえる」
ケガや病気の状態で管理センターに収容される犬猫達、
管理センターでは基本、治療してもらえません。
『所有権』があるかぎり、勝手に治療ができないのです。
「ボランティアさんに言ったら保護してくれる」
愛護団体ではありません。各個人でのボランティア活動、
スペースも時間も費用も限りがあります。
収容された全ての命をなんとか することができません。
先週見た犬が、センターから脱出することなく姿がない
薄暗い犬房棟にはまた違う犬が収容される。
この箱を空っぽにしたい。
空っぽにできなくても、心が休まり『待つ』場所にしたい。
どうすればなんとかできるのか、
おひとり、おひとり考えてもらえればと願います。
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