犬猫処分4年で半減

しっぽ

2020年10月15日 18:50


10月8日の読売新聞に滋賀県動物保護管理センターのことが掲載されました。



一部抜粋
"2019年度に県動物保護管理センターに(湖南市)収容された犬猫の数と処分数が、
15年度に比べていずれも半減したことが、県のまとめでわかった。

譲渡や「地域猫」の活動が徐々に成果をあげているが、処分数自体は700匹以上に上る。
新型コロナウイルスの影響下、ペットとの暮らしを望む人は増加傾向にあるといい、
県はふるさと納税の使途に「動物愛護」を加え、「責任のある飼い方」の啓発などを進める考えだ。”

19年度滋賀県内での

犬の収容数は298 譲渡数は109 
猫の収容数は795 譲渡数は162

犬は98 猫は628もの命が処分されました。




先日、犬よりも猫の収容数、処分数の多さに驚かれる方がいました。
お腹を空かせた野良猫が可哀想とご飯をあげることで、逆に増やしてしまうことになってしまいます。

滋賀県では命を処分しなくても地域で共存する取り組みを進めています。



『地域で取り組む野良猫との共存』 


今年の4月から「滋賀応援寄付(ふるさと納税)」に動物愛護を追加されました。
9月までに300万以上が寄せられたそうです。



『滋賀応援寄附  すべての犬と猫の幸せを願って』 


また、コロナ禍の影響で自宅で過ごす時間が増え、ペットを飼いたいと希望する人は増加傾向にあるそうです。
滋賀県動物保護管理センターでも緊急事態宣言発令中の4月には
犬の譲渡が前年度の1.5倍。猫の譲渡が4倍近くになったそうです。
譲渡が増えることは嬉しい事でもありますが、一時的な感情で迎えるのではなく、
責任をもって15年20年先も飼い続けられるのか考え、最後まで大切な家族の一員として暮らしいてほしいと願っています。








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