しっぽ達のブログ

滋賀県動物保護管理センタ－には毎日のように
飼い主の分らない迷い犬や猫が収容されています。


現在管理センターに保護されている犬猫達
詳しくは
『滋賀県動物保護管理協会』　のホームページをご覧ください。


数年前に
滋賀県動物保護管理センターに収容される犬の
7割は迷子、その内お迎えがあるのは1割ほどしかない
という事を耳にして、驚きました。

最近では、お迎え率が増えて
平成26年度、
飼い主不明として収容された成犬は291頭
そのうちお迎えがあったのは143頭
半数近い犬達が、家族の元へ無事に帰ることが出来ました。

逆を言えば、
まだ半数以上が飼い主さんが迎えに来てくれません。

迷い猫にいたっては
たったの1匹しか飼い主さんのお迎えがありませんでした。


ナゼ飼い主さんは迎えに来てくれないのか

その理由として、
動物保護管理センターの存在を知らない。
探し方が分らない、
何処に問い合わせればいいか分らない人が
まだまだ大勢おられるためです。

または、
「その内自力で帰ってくるだろう」
「優しい誰かが拾って飼ってくれているだろう」
「老犬だから死に目を見せないため、何処かへ行った。」等、
安易に考え探そうともしないためです。


管理センターの職員さんは、
迷い犬や迷い猫を保護した近辺に
チラシを掲示して、飼い主が見つかるよう呼びかけています。


それでも、なかなか効果は表れていません。

保護された場所が、
飼い主さんの住んでいる地域とは限らないためです。

猫は１日に3キロ、
犬は15キロもの距離を移動すると言われています。
日にちが経てばその分移動距離が増えます。

実際に、
東近江市から居なくなった犬が近江八幡市で保護されたり、
甲賀市から居なくなった犬が三重県で保護された事例があります。


迷子情報に掲載されている保護地域にこだわらず、
見覚えのある犬や猫が掲載されていましたら、
飼い主さんに「アナタの家族迷子になってませんか？」と
声をかけてくれませんか？


迷子情報を確認するのを日課とされている方が、
掲載されている犬が、
近所で飼っておられる犬に似ていると気付き
声をかけられ、無事にお迎えに来てもらったことがありました。

管理センターに収容されている犬猫達は
自力でお家へ帰ることができません。

飼い主さんの方から、迎えに来てくれるのをずっと待っています。

知らない方に、気付いていない方に
教えてあげてください、伝えて下さい
「アナタのペット迷子になってませんか？
管理センターに問い合わせてみたら？」と声をかけてください

アナタの一声で、飼い主さんの元へ帰る事ことができます。





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