備えるということ

2016年04月20日

連日、熊本や大分地方で大きな地震が続いています。

いつ、どこで地震が起きるか分かりません。
万が一のために
防災グッズを準備されている方もおられます。

皆さん、防災グッズは普段どこに置かれていますか?
押入れの奥の方っていう方もおられるでしょう。


万が一の時、直ぐに持ち出せるように
押入れの中だけでなく、玄関や車の中など
分散して備蓄しておいてください。

では
ペット達のための準備をされている方はおられますか?


災害時、人命救助や人の支援が優先されます。

早ければ
その日のうちに、または翌日に支援品が届き始めます。
しかし、数が足りません。

21年前の阪神大震災では
配られたオニギリ1個をめぐり殴りあいの喧嘩がおきたそうです。

それほどピリピリした空気です。
配られた食品をペットに与えるなんて出来ません。

ペット達の食べ物やグッズは自分達で準備しておく必要があります。
1ヶ所にまとめての備蓄は万が一の時に
取り出せなくなってしまうこともあります。
2階、1階、玄関、車の中等分散して備えておきましょう。


東日本大震災の時に、
亡くなっていたペット達の多くの死因は餓死だったそうです。

ペットを自宅に残して
避難しなければいけない飼い主さんが、
生き残れるようにと大量のフードを置いて行かれました。

なのになぜ餓死していたのか?


水が飲めなくて亡くなっていたんです。

どれだけの水を用意していても、
水は蒸発してしまい空っぽになってしまいます。

フードだけでなく
ペット達の飲み水の備蓄と確保も重要です。


数日耐えれば、
犬達のボランティアさんや保護団体さんがペットフード等支援品を
持ってきてくださることもあります。

しかし、アレルギーがある、
病気のため特別な療法食が必要な場合は支援は難しいと思います。

犬猫だけでなく、ウサギやインコ等を飼っている方のための
支援はさらに難しくなります。


猫を飼っている方は、フードの支援はたくさんあったけど、
トイレの砂がなくて困ったそうです。

大きめのタッパに猫砂を詰めて
分散して備蓄しておくといいそうです。
万が一の時に、そのままトイレとして使えます。


何も起きていない、日常に出来る備えは80%
何か起きてしまったときに出来ることは20%しか
ないそうです。


何も起きていない今、
ペット達のための防災を考えてみませんか?
備えておきませんか?

  【備蓄品】
・フード、水、食器、療法食、服用薬
・ケージやキャリーバック
・首輪、胴輪、リード、鑑札、迷子札、
 マイクロチップの番号、ワクチン接種の証明書
・ペット用の靴や靴下
・毛布、タオル、保温や保冷できるもの、
・ペットシーツ、マナーベルト、猫トイレ、ウェットティッシュ、
・ビニール袋、ラップ、新聞、
 マジック、ガムテープ、ペットの写真



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